津屋崎人形は福岡の郷土玩具。
現在は「筑前津屋崎人形巧房」のみで以前は四軒の工房がありました。
今回ご紹介するのは廃業している「原田半蔵人形店」の福助です。
高さ21.5cmの大物で福助の印象が強烈です。
大きい顔の横に小さい猫の顔が並んでいることでより印象的に。
同時に猫ちゃんもより可愛く見え、お互いを引き立て合う見事な逸品です。
製作者は五代目半蔵さんか六代目彪さん製作かはわかりませんでした。
署名がないため、作風からいつか判明させたいと思います。
高さにご注目。高さ1.7cmの豆玩具の招き猫です。
浅草寺のすぐ前「豆」玩具を製作する「助六」さんにて購入。
密度高くかつバランスよく線が描かれ小さいのに大きな存在感があります。
体とだるまの合わさった輪郭もずっしりとしてとても愛らしいです。
店主さんがお話好きな方で色々な話を聞かせていただき、その中でも「ウチは小さければ小さいほど値段が高い」と誇らしげにおっしゃっていたのが印象的でした。
現在の郷土玩具人気の要因の一つがヤチコダルマさんの存在だと思います。
作品を見せた時に「かわいい、欲しい」という人の多いこと多いこと。
ヤチコダルマさんの定番の作品はぶらぶらダルマや猫を抱っこしたダルマです。
そのダルマが、招き猫の着ぐるみを丸ごと被ってしまった斬新な作品がこの招き猫。
販売イベントで二番目だったのに、前の人に買い占められたのは苦い思い出。お情けで唯一残っていた黒猫を購入。白猫も欲しかった、、、、、、
