昭和58年、後継者対策のため人形作りの受講生を募り「とやま土人形伝承会」を結成。そこで学んだ古川さんが「土雛窯」として独立。その「土雛窯」の招き猫です。
総勢十二匹の賑やかな招き猫。作品名の子福猫と造形の子猫の無邪気な様がまさに「子福」で思わずニッコリしてしまう作品です。
このブログのために調べていたら、お腹部分に着脱式の子猫がもう一匹いるという記述が。型も調べると出てくる「子福猫」とは若干違うようです（子猫の数の差）。もう一匹本当はいるの、、、！？とショックを受けつつ、いつか真相を知りたいと思いました。
縁結びの神社として大人気の台東区にある今戸神社。過去の授与品がこの今戸焼の招き猫です。
広告にも使用され、縁結びの招き猫としてとても人気の作品です。
仲睦まじい造形と、白井裕一郎さんが描く端正な顔立ちが非常に美しい。
以前、白井さんの工房に伺った際の話では「授与品なので勝手には作れない」とのこと。再製作は今戸神社次第といった感じでしょうか。
なお、昔の今戸人形を再現している吉田義和さんという方の別の今戸焼の系統もあります。
映画好きにたまらないのが、2024年3月に「ギャラリー猫町」で行われた「企画グループ展『キネマ猫町vol.3』」です。
お気に入りの映画と猫とがコラボした作品が多数。
櫻井魔己子さんは幻想的な作風でザラザラした質感や鮮やかな彩色が個性的な作家さんです。
その作家さんが映画全体を象徴する監督を作品にしたのだからたまらない。
メガホンを持つ手が若干引き寄せているように見えるため、（僕の中では）やや招いている猫です。
猫澤さんだったんですね！
